セミナー・失敗した話が聞けるセミナーに参加せよ !?

投稿日 : 2017年8月3日最終更新日時 : 2017年8月3日投稿者 : t-tec カテゴリー : セミナー会場

「わたしはこれで会社を辞めました」

って言って、小指立てていたオジサンのCMをご存じですか?

セミナー=” 自己啓発 “ をメインにしたもの。

セミナー=　” 起業 “　”儲かる” その方法をコーチ・販売する。

というセミナーを私が行なおうとしたら・商売にしようとしたら、ターゲット=どういう人を集客しようかと考える。

集客するにはどのようなアイテムを使用し、どう人目につくようにするか、まず考える

戦略・戦術ですね。

1,ターゲット=お客様のイメージ

なにかしたい。向上したい。現状に不満であり満たされていない。
もう搾取されたくない。日の当たる場所に出たい。人に教える仕事でお金を稼ぎたい。
理屈はわかるが実体験に乏しくイメージがわかない。具体的な方法論がわからない。
現実より夢にウェイトを置く夢想家タイプの人。
思いこみがどちらかというと強い。依存心がややある人。

ってこんな感じです。

気分を悪くされた方もいらっしゃると思いますが、「自己啓発・起業・儲かる」をキーワードにして、私が「セミナーという商売」で損益計算書を最適化しようとクールに考えたら、こうなります。

いわゆる、「セミナーという商売」で私が物質的に満たされるための思考で、志とか将来性などの心根を外し・考慮せず、短期決戦と考えた場合の話しです。

2,集客に使うアイテム

まず、ワードプレスというCMSで、サイドバナーなど一切ないLP=ランディングページをこしらえます。

クリックして飛ぶページはほとんどなく、あっても申し込みフォームと無料体験会だけ。

ページの最下部に到達するまでに、「その気」にさせる。

派手な色使いと、大きい文字のページ、見た事ございますよね ?

それが、「セミナーという商売」の着地ページですね。

次、サテライト=衛星を準備

地球のまわりを回る”月” の如く。また、航空母艦から攻撃のために飛び立つ戦闘機のように、ターゲットを攻撃、いや、刺激・誘発するためにブログ・フェイスブックを活用いたします。

フェイスブックは実名なのでなにかあった時、他の商売に影響を与えかねないので、匿名のBlogを活用と考えます。

はてな・アメブロ・ライブドア・ヤフー、etc どれを選ぶか?

「ペタ」と「アメンバー」という戯れるツールがある、アメブロをセレクトすると思います。

しかし、時間は有限だし、短期決戦の商売という想定なので、コミュニケーションのためと言っても、ちまちま「ペタ」なんぞできないし、非効率。

よって、自動で「ペタ」やコメントetcをしてくれるプログラムで行う。

一万円～位で販売されておりますかね。

「スパム」とサイバーエージェントさんに目をつけられない程度の、システムを吟味するのは言うまでもない。

その次、美人・イケメンの講師をブランディングという概念で用意する

・女性なら落ち着いた感じで、スーツの似合う品の良い女性。

・男性なら爽やかな感じで、ノンオイリーな雰囲気で年相応のイケメン。

ここまで準備が整ったら、後は目を三角にしてコンテンツを制作しSEOをかける。

攻撃準備が整っても、ターゲット=お客様に出会わなければ何も始まらないし、諭吉様も訪れてはくれないですからね。

と、まあこんな感じで突き進む。

お気づきかと存じますが、文面読んでいると「商売じゃない、己が潤うためのただの金儲け・守銭奴」と感じるはず。

正解です。もちろんです。

「セミナーという商売」という理念で短期決戦と決めたからです。

いかがでしょうか?　「セミナーという商売」という理念・概念で行うと、想定するとこうなります。いや、なりがちです。

また、このような事を「ビジネス」と言っても、そこそこ人を知り・世の中を知り・商売を知った人には通用しませんし、下手したら「虚業家」と軽蔑されます。

良いお歳ぶっこいちゃって「後ろ指を指される」という、人生を汚す事にもなりかねません。

「セミナーという商売」ではなく、「商売してもらうためのセミナー」という概念・理念が健康的な商売人・ビジネスマンの思考かと存じます。

結論・千思万考多事騒音

商売規模の大きい・小さいに関係なく、経営者の中でも創業者という者は、心の支え・心根として、どこかで「商売・お金を稼ぐ行為は、他人に教えて貰うものではない」という気がございます。

もちろん全員ではございませんが。

0から1を作った人は、1から2にした人より苦労しているのは、事実ですからね。

ゆえに、「身から出た錆」「人のふんどしで相撲をとるから悪い」「あさはか」「稚拙」と、なにかあった場合、そういう目をされる事があります。

いわゆる、「世間の目」という見えないビームを浴びる事になります。

よって、セミナーに参加する方が儲けて頂き、その内の20%くらいはこちらの利益にさせて ♪という概念。

キックバック・ピンハネするという事ではなく、概念ね。

そういう概念・理念が「商売してもらうためのセミナー」「商売を通して自己実現してもらうためのセミナー」と自然になるような気がいたします。

長くなりましが、最後にもう一丁!