レンタルスタジオを営むわたくしが、語るのもどうかと存じますが、ダンスはメンタルに作用すると感じております。
医学的云々は医者にお任せするとして、現実にお会いした・ご縁のあった方のお話しをいたしたいと存じます。
尚、本日のお話しは、医学的根拠はございませんし、「ダンスで健康になるから当店を使用してくれ」という姑息なメッセージを発信する気持ちもございません。
ただ、ただ現実に感じた事を綴りたいと存じます。
メンタルを整えるという、側面もあるダンス・フラ
人は「人生の岐路」に立つと、揺れ・悩む、生き物と表現できます。
受験・就職・恋愛・結婚・死別等、言ったらキリがございませんよね。
その他にも、事故・病気・対人関係など「世間という世界を渡るため・人生という逃げる事の出来ない道を進むため、遭遇したアクシデント」でもメンタルを傷つける・弱くなる・壊してしまうなど、現実ございます。
彼女もそうでした。
細かい経緯は存じ上げませんが、フラダンスを習い、フラダンスを愛し、フラダンスとシンクロして、今では生徒さんを抱える先生となりました。
カリキュラムを作るのはもちろん、ダンスのレシピと申しますか、教科書と申しますか、それを手書きで作成し、実施しておりました。
仕事なのでお金をもらうのだから、当たり前と言えば当たり前。
しかし、その話をする顔は、救われ・報われ、満たされているという表情そのものでした。
人間誰でも好きな事をしている時や、想起している時は、笑顔になるのでしょうが、その好きな事に巡りあえ、継続し、ある一定の技量まで登る・上がるのは、理屈・理論だけでは、語ることはできないとも感じます。
運動する事によって代謝が良くなり、細胞が活性化して云々ではなく、彼女の場合は、フラダンスの物語に感銘を受け、その物語に女性として心を寄せ、愛・情・感謝などの表現を身体全体で、優しく・心を込めて行う事で、「気が整った」とわたくしは感じました。
小さな女の子が「アナと雪の女王」を何度も飽きずに見るように、彼女はフラダンスに女性という「性」を再確認して、再構築できたと感じました。
根拠もなければ客観性もない、主観ではございますが。
好きになり、愛して、熱中するという、本来持っている人の欲求を成就するという、事をフラダンスで得たのでしょうね。
羨ましい限りですね。
「身もだえる程に、狂おしい程に」と表現するダンスも有り。
また、感じ・受けとめ・シンクロ、そして優しく表現する。
「アロハ」の精神、「フラ」、これもダンス。
やはりダンスは素晴らしいですね ♪。