個人事業所ベースの廃業率は、10年で 90%

 

中小企業白書(2016年度版)>>

 

会社・法人の倒産率と個人事業ベースの廃業率は違う。

ネットの世界ではここを誤って記事を書いている者が多い。

 

「商売をしている者・団体の廃業率」と言ったらよいのかもしれない。

 

◊我々庶民の現状

経済成長が低下し、なかなかイノベーションが生まれにくいこの日本。

特別な能力や高度なスキルを持っている方なら別だが、サラリーマンとして自分を高く売れる時期というは、まことにタイトな期間となる。

天下暴論・多事騒音でもの申すと、35歳がリミットとも表現できる。

 

平均年収400万と言われるこの日本。

かみさんにいくばくか働いてもらい、年収500万~というとこが現実であろう。

その年収で家のローンと子供の教育費を払い、マイカーローンにレジャー代金も払う。

これでは亭主のおこづかいが、昼食代込みの3万円になるのはうなずける。

日本の教育費というのは、えらく高い。

よって親を巻き込んでの生活の維持、という選択を実行している者も少なくない。

 

♠起業・商売をすると考えたら

そんな俗世で商売を成功させると考えると、まず思いつくのが ”激安” “格安”というキャッチフレーズを錦の御旗とする。と、考える者も少なくないだろう。

Webマーケティングを行っている方はうなずけるかと思うが、検索キーワードでも”格安”というワードは個別データのベスト3に入る

よってSEOキーワードを考える場合でも、「〇〇〇 格安」というワードは無視できない。

「格安 ディズニーランドツアー」「格安 ホテル」「格安 スマホ」などは鉄板である。

 

しかし、潤沢な資金と商材を安定供給できる環境を持った者・団体ならこのキャッチフレーズを錦の御旗として突き進み、勝ち残る可能性もある。

しかし、小規模法人・個人レベルでこのキャッチフレーズ・スローガンを錦の御旗にすることはデンジャラスとも表現できる。

いや、継続が難しくなる。

10年後には消滅する確率が高くなると表現できる。

 

だが、”格安”というワードは強い

グーグルアドワーズで広告を掲載した結果、アナリティクスでアクセス解析した結果、データを解析してみると、「〇〇〇 適正価格」という検索クエリなど無い。

これが現実だ。

 

♣では、小規模法人レベル・個人レベルではどうする ?

 

「プラス」、やはりプラスなのだと感じる。

 

「プラス」というと、ポイント倍増とかクオカード進呈とかを考える人も多いだろうが、個人レベルでポイント倍増と叫んでも弱い。

クオカードをあげると言っても、限度がある。

ならば、「プラス」はなに ? と考える。

 

それは、やはり、人が喜んでくれる・人がその瞬間、幸せな気分になってくれる・満たされた気持ちになってくれる。

だと感じます。

で、具体的にそのプラスとは ? どう人を満たす ?

答は、「未来が開けた・未来を確信した」と先様がそう感じたら強いと思う。

 

  • その商品を取り扱えたら、売り上げが上り損益計算書が最適化される。
  • その環境を安定した状態で確保できたら、ビジネス戦略の幅が広がる。
  • その取引ができたら、赤字脱却の矢となる。

 

そう、先様が思ってくれたら、貴方は「有益かつ大切な人」となる。

 

少なくとも両社・両者がINGの時は、取引・付き合いが継続する。

 

逆な言い方をすれば、「そうでない人・者・団体」と認識されたら、ビジネスという世界・商売人という概念では、「必要のない人・者・団体」とも言える。

 

♦リスクヘッジの本当の意味 ?

IQは高い、所得も高い、学歴も高い、社会的な地位も高い。

しかし、かみさんが不機嫌な理由がわからない。

子供との距離がつまらない。

親が悲しい表情をする、その意味がわからない。

 

やがて組織から卒業する日がくる。

退職・独立、理由は別にして必ず訪れる。

その時残ったものはなにかと考える。

 

有価証券と土地の権利書。

しかし、それ以外は失った。

いや、形式としては存在するが温もりはない。

 

ビジネスと人生、カテゴリーは違うがリンクしていると感じる。

10年後・20年後、存続する・しているとは「必要な 者 となる」

 

かも、しれませんね。

 

それが戦略・戦術、いやリスクヘッジ。

 

いやいや、”営み 生きる” 事と想う。

 

 

そんな今日この頃。

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