小田急線・複々線完了3/17新ダイヤスタート >>

ラッシュ時の混雑も緩和され、新聞を余裕で読めるほど改善されると言う。

という事は、新宿への乗降客もますます増えるかも。

新たなるビジネスチャンス。

 

下り方面からの集客がセオリー ?

商圏という言葉がございます。

半径何キロ なんて表現しますね。

最近ではインターネット広告が主流と言っても良い状態ですが、一昔前は新聞折りこみチラシを行うのが一般的でした。

このチラシの配布地域を決める時、半径2キロの読売・朝日新聞で行おう。

とか。

いやいや交通アクセスも良いので5キロまで網羅しよう。

なんて、良く考え実施していました。

 

“上り・下り” という表現がございます。

集客ビジネス・物販を行う場合の折りこみチラシや、タウン誌などに掲載する広告を行う場合は、仕掛ける側が上り方面で、ターゲットユーザーが下り方面というのが、絶対セオリーでございます。

 

これには2つの側面がございます。

 

1, 住処は下り・狩場は上り

ベットタウンと呼ばれている場所は、山手線の内側にはほぼ存在いたしませんね。

大概は都心より数十分離れた、山を切り開いた造成地です。

一昔前に鳴り物入りで作られた”多摩ニュータウン”や高島平なんかが有名ですね。

 

寝に帰る・生活をする我が家は、利便性よりも経済性や環境を考え郊外。

生活するための糧を得る = お金を稼ぐのは、人の多い都心。

必然的にこうなる場合が多いですね。

 

2, 人は下って買い物をするのに抵抗がある ?

この話は、人間心理、心理学の話しになりますので、私が偉そうに書くのも控えますが、昔からよく言うのが、「金持ちは高い所に住む」「人は下ってお金を使わない」なんて商売人なら良く口にしたセリフです。

日本各地の高級住宅地と言われている場所は、ほぼ高台にあります。

 

また、先程の話しの折りこみチラシなんかですと、例えば小田急線町田駅が最寄り駅のユーザーを、下北沢駅にあるSHOPや会場に集客するのは、セオリーであり問題なし。

新宿駅でも、もちろんです。

 

しかし、逆の場合、下北沢駅・新宿駅を最寄り駅にしているユーザーを町田駅のSHOPや会場に集客するのは大変と存じます。

もちろん、唯一無二の商材やキラーコンテンツをお持ちの方であれば、話は変わってくると存じますが、世の中そうそうキラーコンテンツを持った組織や商売人もいませんし、唯一無二と言えるモノで勝負できる方もそうそういないと存じます。

 

よってユーザーは上らせて集客となります。

 

3,縦の導線と横の導線がある新宿

デパートで出入り業者が良く使う言葉で、「導線はこちらからあそこですか?という言葉がございます。

大抵は正面入り口よりの縦の線となります。

お金を稼ぐと考えた場合、正面入り口の真ん前にブースがあるのはもちろんですが、エスカレーターやエレベーターまでのお客様の通る場所に、ブースの ”ツラ” = 面を合わせられたら、これも稼ぐのに有利な事になります。

 

お金を使って頂けるお客様と目を合わせる・足をとめられるチャンスを掴める場所に陣どる。

これが成功 = 数字を上げるセオリーとなりますね。

 

では、新宿という地・駅で考えてみますと、縦の線は小田急線・京王線をはじめとする巨大ベッドウンを抱えた路線。

横の線は、言わずと知れた山手線があります。

いわゆる商圏が360度となります。

もうひとつ言えば、山手線には内回り・外回りという言い方がありますが、上り・下りという言葉がありません。

いわゆる上・下という人間心理に影響を与える事がないとも言えますね。

 

これはとても素晴らしいし、お金を稼ぐ行為を行う者には好都合とも言えますね。

 

まとめ

インターネットに接続する環境は当たり前の日本。

スマホにタブレットなど携帯端末でリアルタイムに情報をゲットできるご時世。

しかし、すべてのセオリーがひっくり返ってしまうという事は、ないのではないでしょうか?

やはり、有利な条件や場所の確保は大切と存じます。

 

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全方向商圏になる ! と言っても良い地に陣を敷いてみては。

 

きっと ”勝ち戦” となりますでしょう。

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